トップイメージ
  1. トップページ
  2. ライブラリー
  3. モンパリ税務会計通信

モンパリ税務会計通信

9月号 EUの 中でのフランスの付加価値税
Bonjour! こんにちは。モンパリの Miyoです。
5月より、フランスの税務情報をお伝えしています。

前回、旅行者向けの消費税(付加価値税)の免税手続きについてお伝えしました。
日本からフランスへ旅行した場合、一定の金額以上については免税を申請することができるのです。
しかし、EU(European Union)圏内の国からフランスへ旅行した場合(例えば、イギリスからフランスへ旅行した場合)には、免税申請をすることができません。
それは、EUは、ヒト、モノ、カネが自由に移動する単一市場とみなされているためです。
例えば、EU圏内では ユーロという共通の通貨が統一的に使われています。

また、 関税は全て撤廃され、自由にモノの移動ができるようになっています。
付加価値税については、それぞれの国の税制に基づき、税率は異なるものの、EU圏内である程度、統一的な規制があります。
例えば、すべてのEU加盟国に付加価値税の加入が義務つけられており、標準税率の下限は15%と定められています(例 フランス20%, イギリス21%, イタリア22%, ドイツ19% )。

また、 EU圏内の課税事業者はEU加盟国共通のVAT登録番号というものを 取得して取引することになります。これにより、EU域内取引が可能になります。

フランスの付加価値税は、フランス独自の税制だけではなく、EU加盟国間の規制にも大きな影響を受けていることが少しお分かりいただけたかと思います。

参照:
https://www.jetro.go.jp/world/europe/fr/invest_04.html
https://www.jetro.go.jp/world/qa/04J-010015.html
https://www.jetro.go.jp/world/qa/04A-000910.html
https://www.pwc.com/jp/ja/tax-services/assets/vat-outline.pdf


今月のパリの写真: 夜のノートルダム寺院
夜のノートルダム寺院


【Miyoのプロフィール】
2005年公認会計士2次試験に合格後、某大手監査法人に就職。
2008年公認会計士登録。
2011年秋~2013年夏、フランス パリの大手監査法人へ出向し、現地の監査業務に従事。
2014年7月大手税理法人へ移籍し、国内税務申告と国際税務に携わる。
2014年秋フランス出向中に出会ったフランス人と結婚。
2016年2月より再び渡仏。モンパリ by Miyo としてパリから情報発信。
2017年4月より創新グループ公認会計士高良事務所の非常勤顧問に就任。

Copyright (C) 川崎・横浜の税理士事務所 税理士法人創新會計 All Rights Reserved.