税務関係 豆知識

 

税務関係 豆知識(5月)
労働時間の状況の把握が義務化 ~出勤簿への押印だけではダメ~

 4月1日より、改正労働安全衛生法が施行され、従業員の健康管理を強化する観点から、事業主(経営者)に労働時間の状況を客観的な方法で把握することが必要になりました。
 労働時間の状況を把握するとは、単に「一日何時間働いたか」というだけでなく、労働日ごとに始業時刻や終業時刻を経営者が確認・記録し、これを基に何時間働いたかを、客観的な方法によって把握・確定する必要があります。昼休みやその他の休憩などの把握も含みます。

 出勤した日に出勤簿へ判を押す、いわゆる自己申告のケースは認められず、始業・終業・休憩の実際の時刻を記載した出勤簿の作成が必要となります。 これを機にタイムレコーダーや勤怠管理ソフトの導入を検討される経営者も多くなると思います。
上記導入で受給できる*補助金もありますので活用されてみてはいかがでしょうか。

 把握義務化に現在のところ罰則等はございませんが、2020年4月から、中小企業には、残業時間の上限について規制が設けられるため、これまで以上に、労働時間の状況を的確に把握することが求められることとなりそうです。

*補助金の詳細は厚生労働省パンフレットのご案内をご参照ください。
 https://www.mhlw.go.jp/content/000498236.pdf

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