税務関係 豆知識

税務関係 豆知識(12月)平成29年分 年末調整の変更点(代表的なもの)

●平成29年分所得税の給与所得控除額の上限の引き下げ

平成29年分の給与所得者の所得税の上限額が引き下げになっています。28年分までは、給与収入が1200万円を超える方の給与所得控除額は一律230万円でしたが、平成29年分からは、給与収入が1000万円を超える方の給与所得控除額は一律220万円に変更になっています。

平成28年度の給与所得控除額・・・給与収入が1200万円超で一律230万円の控除
平成29年度の給与所得控除額・・・給与収入が1000万円超で一律220万円の控除


実際に影響を受けるのは、給与収入が1000万円を超える方のみになります。給与所得控除額が最大10万円減額されることになります。

●平成30年からの配偶者控除及び配偶者特別控除の改正
これは来年分からの変更になりますが、これによって、今年平成29年分の年末調整のときに提出する書類(平成30年度分の給与所得者の扶養控除等申告書)が変更になっています。

配偶者控除と配偶者特別控除の変更
・配偶者控除及び、配偶者特別控除の適用される居住者(納税者本人)の年収額の上限が設けられて1220万円(所得1000万円)になり、1120万円(所得900万円)を超えている方には段階的に控除額が減額されます。
これは給与のみの年収額が1120万円を超えている方には単純に増税になります。これまでは、居住者(納税者本人)の所得制限がなかった配偶者控除も所得制限が設けられて、更に、年収1120万円を超える場合は、段階的に配偶者控除も配偶者特別控除も減額されるようになります。

・配偶者特別控除の配偶者の給与収入の上限が141万円から201万円まで引き上げられます。これは、居住者本人の年収額が1120万円以下の場合は、配偶者特別控除を受けられる基準が上がっているので減税になります。

こちらのHPでわかりやすく図解で説明されているので、参考にして頂ければと思います。 https://www.nta.go.jp/gensen/haigusya/pdf/02.pdf

バックナンバーはこちら