今月の言葉

今月の言葉(5月)第154回 「魅力」ある人間に

私は昨年の4月に税理士法人創新會計に入社し、早いもので一年が過ぎました。社会人としても業界人としても初めての経験で、わからないことばかりですが、一つ一つわかる度に喜びを感じている今日この頃です。

さて、私は社会人二年目の今、これから「どのような仕事をしたいのか」「どのような人間になりたいのか」をよく考えることがあります。
一年という短い期間の中にも失敗があり、これまで学生時代にはない様々な経験をさせて頂きました。
経験をすればその一つ一つが蓄積されて自信につながり、その自信は視野を広めてくれると考えます。そのような気持ちの中で将来に向けて自分自身のあり方を問いかけているのですが、なかなか明確なビジョンが描き出せません。

「事をなすのは、その人間の弁舌や才智ではない。 人間の魅力なのだ。」これは木戸孝允が遺した言葉です。
木戸孝允は今年の大河ドラマの時代背景になっている明治維新において、西郷隆盛・大久保利通と並び「維新の三傑」と称されている長州藩士/政治家です。この言葉を目にしたとき、「魅力のある人間ってどんな人だろう?」と率直に考えました。
今まで出会った人を思い浮かべてみると、共通して「人のために一生懸命に尽くしている人」ではないかと思いました。そういった人たちの周りにはいつの間にか人が集まり、周囲を明るく満たしていました。

『人の巧を取って我が拙を捨て、人の長を取って我が短を補う。』これも木戸孝允が遺した言葉です。
人には長所もあれば短所もありますが、それぞれの長短をうまく活用するには互いに協力し合い、補い合えばよいものと考えます。しかし人にはそれぞれ信念や意地があり、なかなかうまくかみ合わないものです。そうだとしても歴史に名を残す人物はいとも簡単にその壁を乗り越えているのです。

いざという場面に遭遇した時、人がどれだけ力を発揮できるかは「誰かのために」という強い信念があるかどうかだと思います。人は理屈とは別に心で動くことがあるからです。これを胸に私は、日々の生活での出会いに感謝し人間関係を大切にすること、自分の考えや意志を伝え心からの共感を得ること、人に一生懸命尽くし、そして自分に一生懸命生きることができる人間になりたいと思います。

新年度が始まり早くも一ヶ月が経ちました。
これからは自分の魅力創りを目指し、他人の魅力に気づけるように日々精進していきたいと思います。
(文責:山口 遼)

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