今月の言葉

今月の言葉(1月)第150回 「素直な心」を持ち続ける

新年あけましておめでとうございます。新たな希望、そして抱負を胸にこの一年を清々しくスタートされたことと存じます。今年も皆様にとって実り多い年になりますよう心よりご祈念申し上げます。

さて、私事で恐縮ですが、私には5歳と1歳の息子がおります。日々慌ただしく過ごしている中で、仕事も忘れ子供たちと床に入るのが至福の時です。ふざけながらも保育園での出来事やお友達とのことを話してくれる長男、あくびを繰り返す二男、私は二男の様子を見ながら長男との会話を密かに楽しみにしています。 「ママの作ったごはん、すごく美味しかったよ。ありがとう」
「ママ、今日は〇〇くんとケンカしちゃった、ごめんね」
そんな会話に
 「美味しくてよかった、明日は何が食べたいかな?」
 「明日保育園行ったら、〇〇くんにごめんね、しようね!」と返します。
この時間は長男が一日の中で一番素直になっている時間だと思います。嘘偽りのないその思いにいつも心が動かされます。
「ありがとう」「ごめんなさい」 子供の発する簡単な言葉に、自分は果たしてどうか?心から素直になって言葉に出せているのかと考えさせられることがあります。

松下幸之助さんの著書「素直な心になるために」の中に、素直な心の内容10カ条があり、最初に“私利私欲にとらわれることのない心・私心にとらわれることのない心”が挙げられています。人間は謝ってしまえば自分の否を認めることになるという心にとらわれたり、また悩みや心配ごとがあるとその一つのことだけにとらわれたり、あるいは業績・夢・目標・人付き合い・世間体等の様々なことにとらわれて、八方塞がりになってしまうことがよくあります。
お互いに素直な心であることが私心にとらわれない真の姿を生むのかもしれません。
そして、同書の最後ではこう述べていらっしゃいます。
『お互いに素直な心になりましょう。素直な心はお互いを強く正しく聡明にいたします。そしてよき社会をつくり自他ともの幸せを生み高めていくのです』

 私たちは日々、誰かと接して仕事や生活をしています。会社でも家庭においても「素直な心」で向き合い、その心を持ち続けることが自己成長と幸せな人生を送るための基本ではないでしょうか?私も前述したように子供たちから教えられた素直な心をすべて受け入れ、これからも負けないくらい努力し共に成長していきたいと思います。

(文責:前田 絵里)

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